旅の新しい形を提供する「HafH」が、旅をより身近にする

生活/暮らしmemstock編集部(更新: 2026年3月25日
旅の新しい形を提供する「HafH」が、旅をより身近にする
*このポッドキャストは、生成AIを活用して制作しています。内容は十分配慮のうえお届けしていますが、正確性についてはご自身でもご確認のうえ、参考情報としてお役立てください。

memStockでは、Spotifyほか各種ポッドキャスト配信サービスにて「気になるサービスを使ってみた」を配信中です。

本記事は、音声配信であるポッドキャストを「文字で読みたい人」に向けて内容を要約したものです。

気になるサービスを使ってみたとは?

起業家・投資家・ファイナンシャルプランナーである山田尚貴が、今まさに気になっているサービスについて、実際に使ってみたことで感じたそのすごさや面白さから、残念な部分やネガティブな感情までを、経営者視点などの様々な角度から分析してお話しする番組です。

「毎月旅行も行かないのにお金を払うのってどうなの?」

サブスク型の旅行予約サービスと聞いて最初に浮かんだ疑問は、実際の利用を通じて意外な発見へと変わりました。貯まったコインが新しい旅のきっかけを作り出すこの仕組みは、旅行に対する考え方を変えるかもしれません。

今回は、HafHの特徴的な仕組みと実際の利用体験、そして見落としがちな注意点についてお伝えします。

貯まったコインが導いた新たな体験

2019年に長崎で生まれた「HafH」は、2024年には会員数10万人を突破し、日本を中心に130か国以上で8,000以上の施設と提携している完全招待制のサービスです。

サブスクリプションサービスとして、以下の2つのプランがあります。

  • スタンダードプラン(9,800円/月):毎月300コイン付与
  • ベーシックプラン (2,980円/月):毎月80コイン付与

初月はスタンダードプランからスタートしますが、翌月以降にベーシックプランへと変更することもできます。

HafH(旅行サブスクリプションサービス)のお友だち招待キャンペーンページ画面。残り招待枠が3人と表示され、招待成立時に招待者と被招待者の双方が最大8,250円相当のサービス内コインを獲得できるプログラムの案内が記載されている。
完全招待制:招待するとお互いコインがもらえる

私の場合、登録はしてみたものの旅行をする機会がなく登録したこと自体を忘れていたのですが、ある時支払い続けていることに気付き確認してみると、1,200コインほどが貯まっていました。ちょうど友人が東京に宿泊予定だったこともあり、星野リゾートのOMOでの宿泊に利用してみることにしました。

チェックイン・チェックアウトなどの宿泊体験は、一般的な予約サイトと変わらず、通常の宿泊者と同様のプロセスで利用できます。コイン消費に関しては、複数名での利用時には便利な割り勘機能があるため、会員同士であればコインを均等に分割して消費することもできます。

通常なら友人を自宅に泊めることもできた場面でしたが、せっかくだからと貯まったコインを使って非日常的な体験を味わうことができた点は、お得感がありました

HafHならではの特長

最も特徴的なのは、前日までキャンセルが可能な点です。一般的な宿泊予約では前日キャンセルで80%程度のキャンセル料が発生しますが、HafHでは無料で前日キャンセルすることができます。これは、お子様の急な発熱などでキャンセルせざるを得ない時にありがたい仕組みです。

また、施設によって消費するコイン数は異なりますが、土日と平日でコイン消費数が変わらない点も大きな特徴です。一般的な宿泊予約では土日の料金が上昇しますが、HafHでは同じコイン数で予約できます。成長中のサービスなので掲載施設数が増加している点もポイントです。

他にも、継続利用には特典があり、3ヶ月で5%、6ヶ月で7%、12ヶ月で10%の割引が適用されます。特に12ヶ月継続による10%割引は、一般的な予約サイトと比較しても少し安いくらいの料金設定のようです。

HafH(旅行サブスクリプションサービス)のVIPステータス昇格システム図。有料プラン継続期間に応じて、Regularから始まり、Silver、Gold、Platinumへと段階的に上昇する特典構造を表示。
継続月数に合わせてVIPステータスがランクアップ
HafH(旅行サブスクリプションサービス)における東京都内宿泊施設検索画面。大人2名で検索した結果が左側に施設カードのリスト、右側に位置情報を示す地図ピンで並列表示されている。
東京都の掲載施設(割引はVIPステータス:Platinumで検索したため表示されている)

利用してみて気になったこと

子供料金の設定がない施設が多く、また4名以上での利用では選択肢が極端に限られます。現状では2名での宿泊がベースになっているように感じました。利用者本人の宿泊が必須なため、4人家族での計画が立てづらいからといってコインを使って両親や友人へ宿泊をプレゼントすることはできません

一部の施設では掲載が終了してしまうケースも見られます。目当ての施設に泊まるためにコインを貯めていたのに、突然予約ができなくなってしまう可能性もありえます。

基本規約には重要な制約があります。6ヶ月間ログインがない場合や1年間有料プランの利用実績がない場合、事前通知の上で退会となる可能性があります。退会すると貯まったコインは全て消滅しますので、定期的にストーリーでお気に入りの施設を探しにログインするなどしましょう。また、休会(有料プランの支払停止)すると継続による割引はリセットされてしまう点も注意が必要です。

HafHはスタートアップ企業による運営のため、サービスの継続性やコインの交換レートの変更などのリスクが存在することもあらかじめ理解しておく必要があります。

旅行を身近にする新たな可能性

HafHの利用を通じて、「旅行したいから予約する」から「コインが貯まったから旅行する」という、新しい旅行の動機が生まれます。普段なら選択しない宿泊体験や、思いがけない旅のきっかけを作り出すこのサービスは、旅行をより身近なものにする可能性を秘めています

現在は宿泊施設と航空券が対象のサービスですが、今後はスカイダイビングなどの体験型サービスへの展開も検討にも期待できます。「貯まったから使ってみよう」という気持ちが、新しい体験へのハードルを下げるきっかけになるかもしれません。

かつての社員旅行や修学旅行のような旅行積立の考え方を現代的に再解釈したこのサービスは、まだ発展途上ながら、旅行に対する新しい価値観を提供してくれます。計画的な旅行から偶然の旅の発見まで、これからの展開にも注目です。

m
この記事を書いた人

memstock編集部

memStock編集部は、家族の豊かな暮らしと家計管理を応援する記事制作チームです。ライフハック・節約・投資・保険など、日常生活とお金に関する実用的な情報を、確かな専門知識と多様な視点から分析・提供しています。読者の皆様が抱える日々の悩みや将来への不安を解消し、ワンランク上の生活を実現するためのヒントが詰まった記事をお届けします。 「家族の暮らしをより豊かに」をモットーに、わかりやすく実践的なコンテンツで皆様の人生設計をサポートします。

この記事を監修した人

山田 尚貴

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却後、上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。 二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。

関連記事