「Disney+」を使ってみた(前編)

生活/暮らしmemstock編集部(更新: 2026年3月25日
「Disney+」を使ってみた(前編)
*このポッドキャストは、生成AIを活用して制作しています。内容は十分配慮のうえお届けしていますが、正確性についてはご自身でもご確認のうえ、参考情報としてお役立てください。

memStockでは、Spotifyほか各種ポッドキャスト配信サービスにて「気になるサービスを使ってみた」を配信中です。

本記事は、音声配信であるポッドキャストを「文字で読みたい人」に向けて内容を要約したものです。

気になるサービスを使ってみたとは?

起業家・投資家・ファイナンシャルプランナーである山田尚貴が、今まさに気になっているサービスについて、実際に使ってみたことで感じたそのすごさや面白さから、残念な部分やネガティブな感情までを、経営者視点などの様々な角度から分析してお話しする番組です。

ディズニープラスの概要と特徴

Disney+(ディズニープラス)」は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが提供する動画配信サービスです。2020年6月に日本でサービスを開始し、ディズニーの独自性と強みを活かしたコンテンツ戦略で注目を集めています。

ディズニープラスの主な特徴は以下の通りです。

月額料金(税込)

  • スタンダードプラン:990円(年額:9,900円)
  • プレミアムプラン:1,320円(年額:13,200円)

プレミアムプランの特典

  • 最高画質*:4K UHD & HDR
  • 最高音質*:Dolby Atmos
  • 同時視聴可能デバイス:4台

 *視聴環境による

6つの主要ブランドのコンテンツ

  • ディズニー
  • ピクサー
  • マーベル
  • スター・ウォーズ
  • ナショナル・ジオグラフィック
  • スター

ディズニーの強みは、長年培ってきた独自の世界観と、買収によって得た多様なIPを活用できる点です。これにより、子供から大人まで幅広い層に向けたコンテンツを提供しています。

注目のオリジナルコンテンツ「SHOGUN 将軍」

ディズニープラスの強みを示す代表的な作品が、「SHOGUN 将軍」です。この作品には、以下の特徴があります。

  • 日本の戦国時代を舞台にしたハリウッドのドラマ作品
  • 日本人俳優が日本語で演じ、英語字幕付きで配信
  • 真田広之さんが主演・プロデューサーとして参加
  • エミー賞で14部門を受賞し、過去最多記録を更新

「SHOGUN 将軍」の成功は、ディズニープラスのコンテンツ戦略の強さを示しています。高予算をかけた質の高い作品制作と、文化的な正確性へのこだわりが評価されました。

ディズニープラスのビジネスモデルと今後の展望

独自コンテンツを軸としたビジネスモデル

ディズニープラスのビジネスモデルは、豊富な既存コンテンツの活用と新規オリジナルコンテンツの制作を軸としています。長年にわたって蓄積してきたディズニー作品や、買収によって得たピクサー、マーベル、スター・ウォーズなどの人気IPを効果的に活用することで、幅広い層のユーザーを惹きつけています。

さらに、「SHOGUN 将軍」のような話題性の高いオリジナルコンテンツを制作することで、常に新鮮なコンテンツを提供し続けています。これにより、サブスクリプションユーザーの獲得と維持を実現しています。

スポーツコンテンツ強化の可能性

今後の展望として、スポーツコンテンツの強化が挙げられます。ディズニーは子会社のESPNを通じて、アメリカで最大手のスポーツチャンネルを運営しています。この強みを活かし、ディズニープラス上でもスポーツ中継を拡大する可能性があります。

実際に、インドではクリケットの放映権獲得によってユーザー数が急増した実績があります。今後はNBAなど、グローバルな人気を誇るスポーツの放映権獲得に注力する可能性が高いでしょう。スポーツコンテンツは、従来のディズニーファン以外の新規ユーザーを獲得する重要な要素となり得ます。

Huluとの統合の可能性

アメリカ市場でのさらなるシェア拡大を目指し、「Hulu」との統合も検討される可能性があります。現在、アメリカの市場シェアではAmazonプライムが22%、Netflixが21%、ディズニープラスが11%、Huluが10%となっています。ディズニープラスとHuluを統合すれば、トップ2に迫る強力なプラットフォームとなる可能性があります。

ただし、Huluは日本を含む各国で異なる提携関係にあるため、統合にはさまざまな障壁があります。短期的にはユーザー数の減少なども予想されますが、長期的には制作やマーケティング戦略の効率化などのメリットが期待できます。

グローバル展開の強化

ディズニープラスのさらなる成長には、グローバル展開の強化が欠かせません。各国・地域の特性に合わせたコンテンツ提供が重要になってくるでしょう。例えば、インドでのクリケット中継の成功例のように、各地域で人気のあるスポーツやエンターテインメントに注目し、独自のコンテンツ戦略を展開することが考えられます。

また、「SHOGUN 将軍」のように、グローバルな視点を持ちつつも文化的な正確性にこだわった作品制作も、ディズニープラスの強みとなるでしょう。こうした戦略により、世界各地でのユーザー獲得と市場シェアの拡大を目指すことができます。

ディズニープラスの課題と今後の展開

ユーザー層の拡大

ディズニープラスの大きな課題の一つは、ユーザー層の拡大です。現在のところ、ディズニーファンや子供向けコンテンツを求める家族層が中心となっていますが、今後はそれ以外の層へのアプローチが必要となります。

この課題に対しては、「SHOGUN 将軍」のような大人向けの高品質なドラマや、スポーツコンテンツの充実が有効な戦略となるでしょう。また、マーベルやスター・ウォーズのIPを活用した、より幅広い年齢層をターゲットとしたコンテンツの制作も重要になってきます。

コンテンツの多様化

ユーザー層の拡大と密接に関連するのが、コンテンツの多様化です。ディズニーの強みである家族向けエンターテインメントやアニメーション作品に加えて、新たなジャンルへの進出が求められます。

例えば、スポーツ中継やスポーツドキュメンタリー、大人向けの実写ドラマシリーズ、教育的なドキュメンタリーなど、様々なジャンルのコンテンツを提供することで、より多くのユーザーのニーズに応えることができるでしょう。ナショナル・ジオグラフィックのブランドを活用した自然・科学ドキュメンタリーの強化なども、有効な戦略の一つとなり得ます。

技術面の強化

動画配信サービスにとって、技術面の強化は常に重要な課題です。特にディズニープラスがスポーツコンテンツの強化を図る場合、ライブ配信の安定性向上は不可欠となります。

高画質でスムーズなストリーミング、多数のユーザーが同時視聴する際のサーバー負荷対策、様々なデバイスへの対応など、技術面での継続的な改善が求められます。また、ユーザーインターフェースの改善やパーソナライズ機能の強化なども、ユーザー満足度向上のために重要な要素となるでしょう。

オリジナルコンテンツへの投資

ディズニープラスが長期的に成功を収めるためには、魅力的なオリジナルコンテンツへの継続的な投資が欠かせません。「SHOGUN 将軍」のような高品質な作品を定期的に制作し、話題を喚起し続けることが重要です。

これには膨大な制作費が必要となりますが、ディズニーの豊富な資金力と制作ノウハウを活かすことで、競合他社との差別化を図ることができるでしょう。また、世界各地の才能ある制作者や俳優との協力関係を築き、グローバルな視点を持った作品制作を進めることも重要になってきます。

これらの課題に取り組みつつ、ディズニーならではの質の高いコンテンツ制作を続けることで、ディズニープラスは競争の激しい動画配信市場でのポジションを強化し、さらなる成長を遂げることができるでしょう。

(後編へ続く)

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この記事を書いた人

memstock編集部

memStock編集部は、家族の豊かな暮らしと家計管理を応援する記事制作チームです。ライフハック・節約・投資・保険など、日常生活とお金に関する実用的な情報を、確かな専門知識と多様な視点から分析・提供しています。読者の皆様が抱える日々の悩みや将来への不安を解消し、ワンランク上の生活を実現するためのヒントが詰まった記事をお届けします。 「家族の暮らしをより豊かに」をモットーに、わかりやすく実践的なコンテンツで皆様の人生設計をサポートします。

この記事を監修した人

山田 尚貴

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却後、上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。 二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。

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