投資信託の種類がわかればリスクも分かる!失敗しない投資のために

お金の話memstock編集部(更新: 2026年3月25日
投資信託の種類がわかればリスクも分かる!失敗しない投資のために
*この記事は、制度やお金の仕組みを分かりやすくまとめた「一般情報」です。正しさや最新かどうかは、必ず国や金融機関などの公式情報でご確認ください。投資は元本が保証されず、損をする可能性もあります。個別の判断が必要な場合は、金融機関や税理士などの専門家にご相談ください。

こんにちは。今回は、多くの方から質問をいただく「投資信託」について、特に初心者の方に向けてお話しします。

私自身、結婚して子どもができたころから、家族の将来のために資産運用を始めました。最初は不安でしたが、少しずつ学び、実践していくうちに、投資の魅力にすっかりはまってしまいました。

今では、仕事を通じて多くの家庭の資産形成のお手伝いをしていますが、皆さん共通の悩みは「何から始めればいいのかわからない」というものです。そこで今回は、投資信託の基礎知識と種類、そしてリスクについて、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

この記事を読んで、少しでも投資への不安が和らぎ、家族の未来のために一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。それでは、始めていきましょう!

はじめに

なぜ投資信託の種類を知る必要があるのか

投資を始める際は、自分の投資目的やリスク許容度を明確にし、それに合わせて最適な投資商品を選ぶことが何よりも重要です。

投資信託には様々な種類があり、株式やデット、バランス型など、それぞれ異なるリスク特性を持っています。投資目的に合わない投資信託を選んでしまうと、期待したリターンが得られない上にリスクも高くなってしまいます。

また、投資信託の種類がわかれば、内包するリスクの種類や大きさも理解できます。例えば、株式投資信託は価格変動リスクが高く、債券投資信託は信用リスクがあります。リスクを事前に認識しておけば、起こりうる失敗を未然に防げるでしょう。

投資の失敗は資金の損失にもつながるため、投資信託の種類を熟知することが、効率的な資産形成の鍵となります。

投資信託の基礎知識

投資信託とは、投資家から集めた資金をプールし、専門のファンドマネージャーが株式や債券などに運用するしくみです。

運用実績に応じて、投資家に分配金や売却益が支払われます。個人投資家が単独で運用するよりも、分散投資によるリスク低減や、プロの手腕による高い運用益が期待できるというメリットがあります。

一方、信託報酬などのコストがかかるというデメリットもあります。投資対象が株式や債券に集中するか分散するかによって、投資信託のリスク特性は大きく変わってきます。投資家は投資信託の種類の違いを理解し、自身のリスク許容度に見合った商品を選ぶ必要があります。

投資信託の種類

公募投資信託

公募投資信託は、一般投資家を対象に広く募集される投資信託です。種類は多岐にわたりますが、主なものとして株式投資信託、債券投資信託、バランス型投資信託、マネー・マネージメント・ファンド(MMF)などがあります。

  • 株式投資信託:
     株式投資信託は、主に国内外の上場株式へ投資するファンドです。株価の値上がり益を期待できる反面、株価変動リスクが高いのが特徴です。中長期の資産形成や、積極的な運用益獲得を目指す投資家に人気があります。期待リターンは他の投資信託より高い水準にあります。
  • 債券投資信託:
     債券投資信託は、主に国債や社債、ムーニーなどの債券へ投資するファンドです。株式投資信託に比べリスクは低めですが、リターンも控えめになります。安定した収益を望む投資家に適しています。ただし、債券の利回りが低下する局面では運用損が出る可能性があり、信用リスクにも注意が必要です。
  • バランス型投資信託:
     バランス型投資信託は、株式と債券を組み合わせて運用するファンドです。リスクとリターンの特性が株式投資信託と債券投資信託の中間的な水準になります。リスク分散が図れる反面、運用パフォーマンスも中途半端になりがちです。リスクを抑えつつ、ある程度のリターンを望む投資家向けの選択肢です。
  • マネー・マネージメント・ファンド(MMF):
     MMFは、国債や現金同等物などの安全資産に投資するファンドです。価格変動リスクがほとんどなく、リクイディティも高いのが特徴です。極端に低いリスク許容度の投資家や、一時的な資金運用を望む投資家に適しています。ただし、期待リターンは大変控えめです。

私募投資信託

私募投資信託は、適格機関投資家などを対象に、狭く募集される投資信託です。公募投資信託に比べリスクが高い分、高リターンを期待できるのが特徴です。

  • ヘッジファンド:
     ヘッジファンドは、株式や債券だけでなく、デリバティブ取引なども投資対象に含み、機動的な売り買いを行うファンドです。様々な運用手法を駆使して絶対的なリターンの獲得を目指しますが、リスクも高くなります。レバレッジを効かせた運用で恐ろしい損失を出すこともあり、適格投資家以外は投資できません。
  • ベンチャーキャピタル:
     ベンチャーキャピタルは、未公開の有望なベンチャー企業に投資するファンドです。IPOに伴う高い売却益が期待できる反面、破綻リスクも高くなります。また、長期に亘る投資と換金制限があり、リクイディティに乏しい点にも注意が必要です。

投資信託の種類から見るリスクとリターン

リスクの種類

投資には必ずリスクが伴います。投資信託の種類によって、潜在するリスクの種類や大きさが変わってきます。主なリスクとしては、価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどがあげられます。

  • 価格変動リスク:
     株価や債券価格が変動するリスクです。株式投資信託では株価変動の影響を大きく受けます。債券投資信託でも金利変動による債券価格の変動リスクがあります。
  • 信用リスク:
     発行体の債務不履行により損失を被るリスクです。債券投資信託では重要なリスク要因となります。株式投資信託でも、発行企業の業績悪化で株価が下落するリスクがあります。
  • 流動性リスク:
     売却時に買い手が付かずスムーズに売却できないリスクです。ヘッジファンドやベンチャーキャピタルなどの私募投資信託では流動性が低く、このリスクが高くなります。

リスクとリターンのバランス

投資の世界では、一般にリスクが高ければ高い期待リターンが得られると言われています。リスクを取れば、そのリターンを求められるというトレードオフの関係があります。株式や私募投資信託は高リスク・高リターン、債券やMMFは低リスク・低リターンと位置付けられます。

しかし、リスクが高すぎても、失敗に見舞われたときの痛手が大きくなりすぎます。投資家は自身のリスク許容度に見合った投資信託を選ぶ必要があります。無理のないリスク水準で、中長期的に着実に資産を積み上げていくことが大切です。投資信託の種類の違いを熟知し、ライフプランに合わせたバランスのとれたポートフォリオを構築することをおすすめします。

おわりに

いかがでしたか?投資信託の種類やリスクについて、少しでも理解が深まったでしょうか。

私が常々お伝えしているのは、投資は決して難しいものではないということです。確かに、最初は専門用語や複雑な仕組みに戸惑うかもしれません。でも、少しずつ学んでいけば、誰でも始められるのが投資信託の魅力です。

大切なのは、自分の家族の状況やライフプランに合わせて、無理のない範囲で始めることです。高リスク・高リターンを追い求めるのではなく、長期的な視点で着実に資産を増やしていく。そんな姿勢が、家族の幸せな未来につながると信じています。

この記事を読んで、「よし、もっと詳しく知りたい!」と思った方は、ぜひ金融機関や専門家に相談してみてください。家族の笑顔のために、一緒に素敵な資産運用の旅を始めましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの家族に、素敵な未来が待っていることを願っています!

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この記事を書いた人

memstock編集部

memStock編集部は、家族の豊かな暮らしと家計管理を応援する記事制作チームです。ライフハック・節約・投資・保険など、日常生活とお金に関する実用的な情報を、確かな専門知識と多様な視点から分析・提供しています。読者の皆様が抱える日々の悩みや将来への不安を解消し、ワンランク上の生活を実現するためのヒントが詰まった記事をお届けします。 「家族の暮らしをより豊かに」をモットーに、わかりやすく実践的なコンテンツで皆様の人生設計をサポートします。

この記事を監修した人

山田 尚貴

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却後、上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。 二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。

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