【初心者向け】生命保険の選び方とは?わかりやすく徹底解説!

生命保険に加入したいけれど、保険の種類や保障内容がわからず、どれを選んだらいいか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。自分にピッタリの生命保険を見つけるためには、加入目的やライフプランに合わせた保障を選ぶことが大切です。
この記事では、生命保険の基礎から具体的な選び方のポイント、専門用語の解説までを、わかりやすくまとめていきます。年代別のおすすめプランの紹介など、初心者の方でも自分に合った生命保険を見つけられるようサポートします。
保険選びで不安を感じている方は、ぜひ読み進めてみてください。
生命保険の基礎知識
生命保険とは
生命保険とは、加入者が毎月または年払いで保険料を支払い、万が一のときに一定の保険金が支払われる制度です。不慮の事故や病気などで収入が止まった場合や、死亡した場合に備え、家族の生活を守るための経済的な備えとなります。
近年、医療技術の進歩で平均寿命は延びている一方、がんや認知症など生活習慣病にかかるリスクも高まっています。生命保険に加入しておけば、自身や家族の生活を守ることができ、不測の事態に備えるセーフティネットとして重要な役割を果たします。
生命保険の種類と特徴
生命保険には、大きく分けて「死亡保障」と「医療・介護保障」の2種類があります。
死亡保障は、加入者が死亡または高度障害状態となったときに保険金が支払われる保険です。主な商品には「定期保険」「終身保険」などがあります。
一方、医療・介護保障は、加入者が病気やケガ、介護が必要になった場合に保険金が支払われる保険で、「医療保険」「介護保険」などがこれにあたります。
また、保険金の受け取り方から、「収入保障保険」というタイプもあります。加入者が働けなくなった場合、一定期間、毎月一定額の保険金が支払われるため、生活費の手当てとなる保険です。
このように、生命保険には様々な種類と特徴がありますので、自分のニーズに合わせて賢く組み合わせることが重要です。
生命保険を選ぶ上でのポイント
ライフプランに合わせた保障を選ぶ
生命保険を選ぶ際の最も重要なポイントは、自分のライフプランに合わせて適切な保障を選ぶことです。加入目的として、老後資金の確保なのか、子育て費用の準備なのか、はっきりとさせることが大切です。
例えば、子育て世代であれば教育資金の備えや万が一の収入保障に力を入れたい一方、シニア世代になれば介護保障に重きを置きたいでしょう。単身世帯と子育て世帯では、必要な保障内容も大きく異なります。
また、結婚や出産、住宅購入など、人生の節目ではニーズが変化するため、段階に合わせて見直しが必要です。柔軟に家族構成の変化に対応できる保険を選ぶことが賢明です。
保険料の設定と払込方法
保険料はどの程度が適切なのでしょうか。一般的に言われているのは、「年収の5~10%程度」がおおよその目安とされています。収入が増えれば保険料も増やし、高年収者ほど割合を高めに設定するのが無難でしょう。
払込方法は、一時払い、年払い、月払いなど選択肢があります。一時払いは一括で払い込む方法で保険料が最も安くなりますが、一時的に大きな出費が発生します。年払いは割引があり、月払いよりも安くなるのが特徴です。月払いは手軽に払え、収入に合わせやすいメリットがあります。自身の資金計画に合う払込方法を選びましょう。
加入条件のチェック
生命保険に加入する際は、健康状態について正しく告知する義務があります。がんの既往歴や現在治療中の病気、喫煙の有無など、保険会社から聞かれた内容を隠さず申告する必要があります。
もし告知義務違反があった場合、保険金が支払われないリスクがあります。そのため、健康状態を正直に開示し、不利益が生じないよう気をつけましょう。また、がんなどの病歴があっても、条件付き加入など対応できる保険会社もあるので、比較検討するのも賢明でしょう。
よくある専門用語の解説
死亡保険金、高度障害保険金
生命保険の主な支払い事由には「死亡」と「高度障害状態」があります。
死亡保険金は、保険の対象者が死亡したときに遺族に支払われる一時金です。金額は加入時に設定した保険金額となり、多くの場合は十数年分の年収を目安に決められます。
一方、高度障害保険金は、病気やケガで所定の高度障害状態(両眼失明、腎臓機能の喪失など)になった場合に本人に支払われる保険金です。障害の程度により金額は変わりますが、通常は死亡保険金と同額かそれ以上が設定されています。
いずれの保険金も、収入を失う重大なリスクに備えた保障となるため、加入時の正しい設計が重要になります。
払込期間と解約返戻金
生命保険の払込期間は通常、終身、65歳まで、60歳までの3種類が一般的です。払込期間が長ければ払い込む総額は多くなりますが、月々の保険料は安くなります。
一方、払込期間が短ければ、払い込む総額は少なくなりますが、月々の保険料は高くなります。払込期間の設定は、ご自身の年齢やご家庭の事情などに合わせて検討する必要があります。
また、生命保険は長期の契約なので、加入後に解約を検討する場合があります。解約時には、保険会社側から「解約返戻金」が払い戻される制度になっています。解約返戻金とは、これまでに払い込んだ保険料から経過した期間の保険金を差し引いた額のことです。払込年数が長いほど、解約返戻金の金額は高くなります。
解約返戻金は非課税で受け取れますが、解約控除など経費が差し引かれるため、払込保険料の全額が戻ってくるわけではありません。解約するタイミングによっては大きな損失が発生する可能性もあるため、注意が必要です。
年代別の生命保険選び方
若年層におすすめの保険
若年層の方におすすめなのは、長期的な視点に立った保険です。終身保険や収入保障保険は、その代表的な選択肢となります。
終身保険は、一生涯保障を受け続けられる生命保険です。保険料は若いうちから払い始めることで、将来にわたり割安な設定が可能になります。老後の生活費の備えや遺産相続対策として、有力な選択肢と言えます。
一方の収入保障保険は、働けなくなったときに毎月一定額の保険金が支払われる生命保険です。若くして病気やケガで収入が途絶えた場合の備えとして、重宝されます。
いずれの商品も長期的視点が重要で、保険料の総支払額は若年層なら比較的安くすむのがメリットです。しっかりと老後設計を見据え、早期からの加入を検討するといいでしょう。
子育て世代向けの保障プラン
子育て世代は、様々なリスクから家族を守ることが最優先課題です。教育資金の備えと並んで、万が一の収入補償にも重きを置きたいところです。
教育資金の備えとしては、子供の大学卒業までを見据えた15〜20年間の長期保険が適しています。一時払いで一括で支払うと、将来のお金の心配がなくなります。
また、収入保障保険もお勧めです。死亡保障に加えて、働けなくなった場合の生活費を補償してくれます。保険料は家計の都合に合わせて、月払いや年払いにするのがベターでしょう。
シニア世代に適した商品
シニア世代になると、介護保障や医療保障の重要性が高まります。医療技術の進歩で高齢になっても充実した生活が送れる一方、認知症や寝たきりなどのリスクも高くなるためです。
介護保険は、要介護状態になった際の介護サービス利用料金を補償してくれる保険です。施設入所や在宅介護の費用を賄えます。高齢者向けのプランは低解約返戻金型で、保険料が安く設定されているのが特徴です。
一方の医療保険は、がん治療費などの入院医療費を補償してくれます。がんの場合、最新の治療で数千万円の費用がかかる可能性もあり、保障が重要になります。手術保障などの特約をつけると、さらに充実した保障になります。
シニア世代は早めの備えが賢明です。子育て世代とは保障ニーズが異なるため、適切な保険を組み合わせることが大切といえます。
memstock編集部
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山田 尚貴
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却後、上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。 二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。



